【釣りの旅(出釣)】横須賀・金沢八景釣行記
こんにちは。モソです。
去る10月に東京出張があったので、そのまま横須賀方面まで足を延ばし、釣りを楽しんできましたよ。
【出張ですが何か】
今回の出張の目的は、池袋で開催されたサバイバルゲーム・ミリタリー物販イベント「爆裂祭」へ参加するため。開催地から近い赤羽に宿泊。

前回出張は大雪で飛行機の欠航に泣かされたので、念のため1日早く東京入り。宿で物販の準備をしたり。近くに5階建てのダイソーがあり、そこで資材調達したり。

宿の隣には模型屋さん。

90年代からサバゲーを楽しんでいる自分にとって、一度行ってみたかった赤羽フロンティアも近くにありました。一番街の入り口にあります。
池袋までの足取りを確認しつつ、釣具店をはしご。
爆裂祭に興味のある方、こちらの動画もどうぞ。本業の刺繍店の製品も取り上げていただいています。
イベントも無事終了し、横須賀方面へ
【横須賀・金沢八景】
爆裂祭の打ち上げを蒲田で行い、なぜか東京に来たのに沖縄料理を食べて(笑)、京急で横須賀へ。横須賀で〆を食べて、どぶ板通りを抜けて宿へ。
宿は一駅手前の汐入。


ここからまた、京急の普通列車で金沢八景へ。
ちなみに、沖縄には電車がないので(モノレールはある)、「普通」「快速」などの違いに戸惑います。さらに名古屋あたりでは「鈍行」があったり・・・。各駅停車ね。


【帰ってきた平潟湾】
実は横須賀はこれで3度目。
そして金沢八景、平潟湾にやってきたのは2度目。約17年ぶり。

釣り友達であり、通称「悪い人の会」の重鎮、嵐を呼ぶ男こと横須賀在住のあばさーさんと、くそ寒い時期にメバルを狙って以来のこと。あの時は夜間釣行だったので何も見えず「ひたすら寒い」記憶でしたが、電車の橋脚に見覚えが。この道、たしかに歩いた!
この日は大手釣りメディア「ORETSURI」編集長の平田さんと、午後から乗り合い船に乗る予定。2時間前に到着。
もちろんパックロッドを持っていたので釣りへ。
シーバス狙いで1度ヒットさせたものの、「ドラグ設定をしていなかった」という初歩的ミスでラインブレイク・・・GTの餌用ティラピアをぶち抜いた時に絞めこんでいたんだった・・・立ち直れない。
【平潟湾には、船宿がいっぱいだ】
シーバス狙いで平潟湾周辺を歩いていると「船宿」と呼ばれる小さな釣具店のような店舗があちこちに。

船宿というのは要は遊漁船業の受付事務所で、釣りものごとに「乗り合い」する。店内で仕掛けやちょっとしたお菓子などが購入できる。
沖縄の遊漁船で乗り合いといえば、基本的にチャーターがメイン。
もちろん、乗り合いを募集することもあるのだけど、基本的にチャーターがメインで、いつ行っても乗り合い船に乗れるわけではない。船宿は乗り合いの手配を行い、また、遊漁船の看板となっている感じ。

沖縄の遊漁船で船宿の最もイメージに近いのは、太公望の船釣り半日ツアー。
午後のチャーターにあわせて、駅から釣具とクーラーボックスを持参した釣り人がぞろぞろとやってくる。車でやってくる釣り人もいるが、電車+徒歩だ。
ちなみに、あとで平田さんとあばさーさんに「宿だから宿泊できるんです?」と聞いたところ「宿泊はできない」「江戸時代の釣り旅の名残」「提携する民宿などがある」とのこと。
また、釣り船を営業するための”遊漁船業主任者”の資格を得るための研修には「船宿の店番」も含まれるとか。
【一ノ瀬丸でGO!】
ORETSURI平田編集長と合流し、今回ご予約いただいた「一ノ瀬丸」さんへ。複数台の大型遊漁船を有している船宿さんだ。
今回はアジ狙い。本土の「マアジ」は釣ったことがない魚種。メアジやロウニンアジは釣っているけど・・・


平田さんが料金システムなどを教えてくれた。
・餌は乗船料に込み
・針は購入。カゴ(ビシだっけ?)は補償金を支払い、ロストしなければあとで返金される。
・釣り座を番号札で取る。風と潮の流れでどこに座るか戦略を練る。
そんなこんなしてるうちに出船。次々に遊漁船が出船する姿は圧巻。

途中、橋の下をくぐるところがあり、船のアンテナ類が畳める構造に。

この構造、たまらない。カッコイイ



沖縄の遊漁船は船長1名で運用していることが多いのだけど、一ノ瀬丸さんは船長+2人ほどクルーが乗り込んでいて、色々教えてくれる。

船はアンカーを打たず、スパンカーで船を風上に向けて前後に動きながら、ポイント上に居座るスタイル。沖縄のジギングなどに似ているが、水深は20mほどとかなり浅い。

八景島シーパラダイスの横を通り

東京湾へ抜ける

船舶の通行が多い。アンカリングしない理由の一つかもしれない。東京湾は「海上交通安全法」が適用される水路があるので、色々大変そう。
遠くに見えるのは千葉方面?らしいです。

「中の瀬」と呼ばれるポイントへ。立標のそばに遊漁船やプレジャーボートが集まっている。

「イナダが釣れていますので、まずイナダのポイントから」とのことで、少し太めの仕掛けを。タックルは平田さんのもので、バスタックルみたいに細く、リールも小さい。ホントに大丈夫なのか?!

【東京湾イナダ祭り】
仕掛けを結んで早速投入する。
タナは底から5mとのこと。ただ、お借りしているタックルなうえ、どう流れているのかよくわからないので、タナが取れない。
ドスン
ソッコーで乗りました(笑)

ドラグが緩すぎるとのことで、走られる。オマツリしないようにきつめに設定。
残念ながら、水面でポロリ。タモ網使わないとダメですな。
また落とす。
ドスン
今度はゴリ巻き。

ブリの若魚「イナダ」。
福島県いわき市では、イワシのナブラでもっと小さいの(ショゴ)を釣ったことがあるけど、このサイズははじめて。

なお、沖縄にはブリ、ヒラマサはいません。カンパチはヒレナガとノーマルが釣れます。
船内アタりまくりで、ORETSURI平田さんも釣りまくる。





時々リーダーを切られる。
正体はショウサイフグとのこと。貴殿でしたか。

これだけボコボコ釣れると楽しいものの、人は欲深いもので「違うの釣りたい・・・」となってしまう(笑)
私は6匹釣ったので満足。あまり釣りすぎても持ち帰れないですし。平田さんお魚配布大変だったはず・・・申し訳ない。

隣の初心者さんのグループが血抜きしてなかったので、ペンチで血抜きする方法を教えたり、どさくさに紛れてデッカいアジの自慢をしたり・・・そんな感じのうちに別の釣りものへ場所移動。

【イージーな釣りのはずが】
あばさーさん「無難なのはアジ釣りでしょう」
ORESTURI平田さん「アジは無難ですね」
そんなわけで「イージーな釣りだろうな」というアジ。
タナは2mとのことだけど、先ほどと同じように、2mのタナが取れない。
船中も渋い。ちょい移動したりして、ぽつぽつ釣れる。
平田さんはこんなタフコンディションでも釣っている。
しかもデカい。全部40cm近い大アジ。

釣り方を教えてもらってる最中にも釣ってるし・・・さすが。
アジはまさかのボウズ・・・東京湾エリート大アジヤバシ。

腕のなさを痛感しながら夕焼けを眺め寄稿。
それでも、平田さんや隣の初心者さんたちとおしゃべりしながらの楽しい釣行でした。
平田さんとはその後打ち上げで釣りの情報交換や、メディアの展望について語りあい、これまた楽しいひと時でした。
【翌朝、シーバスリベンジ】
翌朝も飛行機までの時間、また釣りへ。
横須賀の釣り友あばさーさんと合流し、湾というよりも川を中心に攻める。
合計4河川を攻めて1バイト(空振り)、60cm級が5~6匹チェイスが1回ありましたがノーヒット。次回の宿題ができました。

金沢八景から一駅先、金沢文庫駅から東京→バスで成田へ向かい帰宅。
1時間遅れの飛行機から、美しい夕焼けが見れました。

次回は1月、2月と2月連続の出張(出釣)予定です。
今回の釣行で船の手配やタックルのレンタル、釣りのご指導をいただきましたORESTURI平田様、そして通行人の目を気にしながらも、たも網を持参してくれたあばさーさんに感謝!
釣行記はORESTURI様でも掲載いただいておりますよ。