那覇市の下水道マンホールのデザインは、沖縄ルアーマンにおなじみの魚に由来。
こんにちは。モソです。
昨日、嫁さんが那覇市の上下水道局のイベントに行き、衝撃の事実がわかったということで紹介してみたいと思います。
全国的に「マンホール蓋のデザイン」はその手のマニアもいるとのことで、マンホールカードというものがあるそうです。
最近はカラフルなご当地マンホール、アニメのキャラクターなどがデザインされたものなどがあります。
那覇市で一般的に使われているデザインはこちらで、パックマンのような魚と、那覇市のマークがデザインされています。

しかも、那覇市のマンホール蓋は全国で最初のオリジナルデザインマンホール蓋であるとも言われています。
このデザインは、1977年後半から用いられており、「下水道によりきれいになった水の中で、魚達が喜び群れ遊ぶ様」をイメージしたものとのこと。
那覇市上下水道局作成のパンフレットによると、那覇市のマンホールのデザインについて、さらなる衝撃の事実が判明しました。
デザインの由来はあのガーラだった
「デザインを考案した市職員が、炉端焼きでガーラを食べている時に思いついた」とのこと。

なんと、由来はガーラ(ヒラアジ類)だったのです。



なお、那覇市のマンホールデザインは1986年日本下水道協会「下水道マンホール蓋デザイン審査会」において、役1000点の応募の中から20選に選定されたとのことです。
下水道が海川を守る。
下水道は各家庭からの排水を集め下水処理場に運び、浄化した水を排水する大事な設備です。
那覇市は90%以上が下水処理場で処理され(残りは家庭に設置された浄化槽で浄化が義務づけられています)、再生水が公園などで利用されています。
下水道整備により水質がよくなったため、オオクチユゴイなどの「清流の魚」と言われた魚種も、都市河川へ多く戻るようになりました。

沖縄は梅雨明け後は渇水になりやすい季節です。水を大事に使うことが大事です。
また、時には上下水道の役割などを考えてみるのも、釣り場の保全につながりそうです。