Release: 2019/04/09 Update: 2019/09/08

【川サメ】中の人、国際通りで2日連続サメを釣る。

こんにちは。モソです。

元祖サメハンターの中の人は、ようやく国際通りでサメ(オオメジロザメ)を釣り上げることに成功しました。

【今年はシーズン入りが早かった】

例年は入梅する5月から10月ごろまで見られる、都市河川のサメ遡上。

今年はシーズン入りが1ヶ月ほど早く、既にサメの遊泳を確認。

「これは1匹釣っておきたいな」と、国際通り脇の餌釣りポイントへ。

餌のボラやチヌ(ミナミクロダイ)を釣るため仕掛けを準備していると・・・

「サメいるやん」

【初日はバラシの連続】

というわけで餌を1匹確保できたので、すぐさま餌を流す。

水面を見るとサメは3匹くらいいる。これはチャンス!

半分喰われました・・・。

その後、頭をハミハミしては吐き出すを繰り返し、しっかり喰うのを待ってフッキング!

リーダー切られました。

その後は上流のさいおんスクエアで悠々と泳ぐサメを観察し、初日は終了!

【対策を練った2日目】

1日目でサメの行動や捕食パターンがかなり見えたので、これまでの経験も踏まえて餌のセッティングや泳がせ方を工夫。

やはり今日もサメが入ってきたので、上流で釣っておいたボラを流す。

サメは昨日の影響で警戒しているのか、なかなか食ってくれない。

国際通りへ遊びに来ていた神○中の中学生達とおしゃべりをしながら待っていると、サメが餌の近くに。

方向転換を繰り返しながら、餌へとアタック!

仕掛けの工夫のおかげで、1発ヒット!!

2000年ごろから川のサメ釣りをしている、自称「元祖安里川のサメハンター」の中の人。

当時のYahooニュースに、イチローとシュワルツネッガーの間に「川でサメ!」で掲載されたり、珍百景登録者だったりするわけですが・・・

国際通りで上げたことがなく・・・(もっと下流側では実績多数)

そんなわけで価値ある1匹。写真撮影も早々に弱る前にリリースしました。

タモ入れ手伝ってくれた神○中の中学生たちに感謝。

【3日目、検証】

仕掛けの工夫は間違いなかったか。

その検証をするためにも、3日目もサメ釣りに。

観光客の目線を気にせずに早速仕掛けを流す。

すると、上流側に1匹のサメ。

まっすぐ仕掛けに向かってくる。そしてくるりとターン。

一発ヒット!

そんなわけで、スレ気味のサメを狙う方法の検討ができました。

方法ですか?それはまた今度。

【サメ狙いする人へ】

サメ釣りする人へお願いが。

(1)安全管理はしっかりと。フィッシュグリップ、ロングノーズプライヤ、ワイヤリーダーは必須です。他の河川ですが、サメ釣りで噛まれて数針縫った学生がいるそうです。中途半端な装備や知識で釣りをすることは控えてください。

(2)十分な周囲確認を。私は国際通りのわき道で釣りをしましたが、国際通りは観光地でもあり、人通りが多いです。「後ろに人が立っているかもしれない。」「通行の邪魔になっているかもしれない。」という気持ちを持ち、周囲確認を徹底してください。釣具や餌の管理にも気を使いましょう。時々、さいおん橋周辺など通行の多い場所に陣取って釣りをする中高生を見かけます。周囲に目を配れないのは釣り人としてレベルが低く、見るからに恥ずかしいです。

(3)ゴミ等の管理は確実に。ゴミを放置するのは釣り人として最低な行為です。ポイ捨てする人はこの場所に限らず、釣りをしないでいただきたい。落ちているゴミを拾うくらいはしましょう。(今回釣行で見物していた中学生はゴミの気遣いがあり、立派でした)

(4)リリース前提の場合は1分を目処にリリースを。サメは酸欠で弱りやすく、撮影等で陸に長く上げていると弱って死んでしまいます。ロングノーズプライヤが必要なのも、安全かつ手早くフックを外してリリースするためです。丁寧なリリースができるならいいですが、モタつくよりも、いかに迅速に川へ戻すかが重要だと思います。