【釣り禁止の漁港】与根漁港の清掃に参加してきたよ。
こんにちは。モソです。
本日は豊見城市与根漁港の清掃活動に参加してきましたよ。
釣り禁止を明示された港・・・
沖縄では「釣り禁止」を明示される港が増えています。
残念ながら与根漁港もそのひとつであります。
私が通っていたときは、秋からはタチウオやホシギスが釣れ、那覇からも近くて水が綺麗なよいポイントでした。
画像:沖縄釣りさぁ~部様
釣り場となってる漁港や港は正式に釣りができるわけではなく、本来は漁業者や港湾を利用する人がいるのですが、市民の親水のための釣りが黙認されている状態なのです。
「海はみんなのものだから」とやりたい放題し、ゴミをポイ捨てしたり勝手に船に乗り込んだり、事故やトラブルを起こすことがあれば、締め出しが行われるのです。
今回は釣り禁止を解除してもらうということではなく、お世話になったポイントなので、与根漁港に思い入れがある人を中心に清掃活動を行おうという趣旨のものでした。
清掃活動開始!!
総勢30名ほどの釣り人や家族が集まりました。
「1時間くらいで終わるだろう」
そう思っていたのが甘かった・・・
これは釣り禁止になるの当然だな・・・というゴミの量
写真:野村氏
側溝の中はどこもゴミだらけ。
一度掘り出して拾いました。
ポイ捨てゴミに関するあれこれ
ペットボトルはわざわざキャップが閉められている。
そこまでするなら持ち帰ってくれればいいのに。
個人的に一番いやなパターン。
ポケットに入れて持ち帰れるだろうに。
ほとんどは飲み物や弁当の容器ですが、釣りのゴミが1つでも混じれば「釣り人のゴミ」となります。
あと、写真載せてないですがコン○ームの袋もありました。
やったらちゃんと片付けましょう。
「ラッキーキャッツルアーフィッシングスクール」にて、登場キャラクターの仲西ヘーイさんが彼氏にブチ切れたやつです。
釣り場では捨てないけど、道ではつい捨ててしまうという釣り人、結構いますよね・・・
ゴミ袋が足りない。人手が足りない。
あまりのゴミの量にゴミ袋が足りなくなり、人手も足りませんでした。
残念ながらすべてのゴミを撤去できない状況ではありましたが、途中、那覇市立小蔵中学校の少年たちがかけつけてくれて、ゴミの収集を手伝ってくれるなど、うれしいこともありました。
ほんとありがたい援軍でした♪
収集されるゴミ袋。
清掃活動を終えて
約2時間強の清掃活動の末、ゴミが集められました。
集合のさいに、糸満漁協与根支部の支部長さん、地元豊見城市の議員さんからご挨拶いただきました。
糸満漁協与根支部長さんからは、与根漁港を釣り禁止とさせていただいているが、清掃活動に参加した釣り人の皆さんと顔をあわせて話ができてよかったこと。
今後釣り禁止を解除できるかは今の段階でなんともいえないが、釣り人がルール、マナーを守ってもらえれば漁業者も文句を言うことがなく、清掃活動等皆さんの活動に期待していること。
そして今回の清掃活動へのお礼を言葉をいただきました。
(あくまでも個人的な実感ですが、漁協側としては資源管理のために釣り人を締め出したいわけではなく、ゴミ問題や漁船とのトラブルで困っており、仕方なく釣り禁止としているという印象でした。とてもやさしい語り口でお話してくださいました)
また、市議会議員さんからは豊見城市の広報誌に掲載したいとのお話をいただいたので、もしかするとこの清掃活動が載るかもしれません。
私も少し時間をいただき、ラッキーキャッツルアーフィッシングスクールのクラウドファンディングに関するスピーチをさせていただきました。
その後はじゃんけん大会も!少年が釣具BOXと各種ラインをGETしていました。
参加者にはフィッシング沖縄社様より潮見表が提供されました。
沖縄釣りさぁ~部さんとしまこみコラボの「仲西ヘーイさんステッカー」が参加者の皆さんにプレゼントされました。
沖縄釣りさぁ~部友利会長(写真右)は仲西ヘーイさんファンということもあり、コラボが実現しました。
県内各地で清掃活動が行われました。
参加された皆さん。本当にお疲れ様でした。
参加しての感想
地道で大変な活動ではありますが、これからも釣りを楽しめるよう大事な活動だと思います。
また、今回は清掃活動にあたり、事前に役所や漁協への連絡をしており、トラブルもなく清掃活動を行えました。
漁協の支部長さんが「皆さんの顔を見ることができてよかった」とうれしそうに語っていたことも、この清掃活動の意味を考えるひとつの材料になったと思います。清掃活動は決して無駄なことではないと思いました。
しまこみも、こうした活動を応援しています!!
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